2013年4月19日金曜日

ボストンテロの祝福動画は日本人?それとも韓国人?

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●自称日本人が「ボストン・テロ祝福動画」投稿 takoyaki200812 韓国人のなりすまし疑惑!


サーチナニュース 2013/04/18(木) 13:39
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0418&f=national_0418_032.shtml

【韓国BBS】ボストンテロの祝福動画は日本人?それとも韓国人?

  韓国のコミュニティーサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に
 「日本のメディア-ボストンテロの祝福映像は日本人と詐称した韓国人?」
とのスレッドが立てられたところ、韓国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

  スレ主は、16日に米・ボストンで発生したテロ事件に関連して、YouTubeに「I cerebrate the terror of Boston!(ボストンのテロを祝福します)」というタイトルの動画が掲載されたとの記事とともに、日本のネットユーザーのコメントを紹介した。

  動画では、目元を隠した男性が、英語で
●.「ボストンテロを祝福します」、
●.「日本に米軍は要りません」
と語った。
 投稿者の「takoyaki200812」のプロフィール欄には
 「I am Japanese!My English is Cool(私は日本人。私の英語はクール)」
などと書かれていたという。
 しかし、ネット上では当初から韓国人のなりすましではないかとの疑惑が上がっていた。
  
  問題の動画はその後、
「この動画は、kim min songさんによる著作権侵害の申し立てにより削除されました」
と表示されるようになったという。

  日本のネットユーザーの反応としては、
●.「キム・ミンソンw」、
●.「やっぱり韓国人だったのか」、
●.「ゴキブリ南朝鮮がやることは最悪だ!」、
●.「これは誰が見ても韓国人の仕業」
などと、動画を投稿したのが日本人になり済ました韓国人だとして、批判の声が相次いだ。

  一方、記事の内容とこれらの反応を見た韓国のネットユーザーのコメントの傾向は、
●.「この動画が韓国人でも日本人でもゴミなのは同じですね」、
●.「日本人でも韓国人であろうと、実際に真実が明らかになるとよいのだが」、
●.「本当に情けない」、
●.「動画を撮影したやつはゴミ」
と、動画の投稿者が日本人か韓国人かは分からないが、どちらであっても最低だとの意見が並んだ。

  また、
●.「動画の最後に太極旗のロゴがあったというが、犯人が痕跡を残すわけがない」、
●.「女性の名前である“ミンソン”を男性が使うわけがない、犯人が韓国人という信頼性はゼロ」、
●.「ミンソンはあえて言うなら女性の名前だが、そもそも英語表記が間違っている」
と、削除依頼をした人物も韓国人ではないとする声も上がった。

  さらに、
●.「まだ本当に韓国人か日本人かも分からないので、 過度の推測は控えましょう」
との冷静なコメントのほか、
●.「日本のネット右翼の自作自演じゃないのか」、
●.「IPアドレスには、JPとあったらしい」
といったコメントも見られた。

  いずれにしても不謹慎な動画であったことに変わりはなさそうだ。



●Bostonテロを祝うKorean成りすまし反日左翼レイシスト takoyaki200812


●Koreans in Japan who celebrates the terrorism of Boston




【気になる-Ⅴ】


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2013年4月14日日曜日

「漫画から見る日本」:台湾大学の一般教養科目

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●10日、台湾政治大学には「漫画から見る日本」という一般教養科目があり、毎学期1000人を超える学生が殺到する。その人気ぶりは人気漫画家のサイン入り限定コミック販売に匹敵するほどだという。


レコードチャイナ 配信日時:2013年4月13日 21時27分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71309&type=0

大学で「漫画から見る日本」開設、1000人が殺到―台湾

 2013年4月10日、台湾政治大学には「漫画から見る日本」という一般教養科目があり、毎学期1000人を超える学生が殺到する。
 その人気ぶりは人気漫画家のサイン入り限定コミック販売に匹敵するほどだという。
 台湾メディアの報道として中国新聞社が伝えた。

 この授業を担当する蔡増家(ツァイ・ズンジア)教授の研究分野は日本の行政経理制度や国際金融政治などで、かなり以前に「日本の政治経済研究」という授業名で関連の一般教養科目を開設したことがあるが、その頃は選択する学生は毎学期20人にも満たなかった。
 「当時は本当に憂うつだった」と語る蔡教授は、幼い頃から漫画を読むのが好きで、あれこれ思案して、「漫画」をツールとして利用することを決意し、その結果、一般教養の授業に学生を呼び込むことに成功した。

 2007年から始まった「漫画から見る日本」は、有名な漫画「サンクチュアリ」(中国語名・聖堂教父)や「課長島耕作」などを教材として使用している。
 「サンクチュアリ」では日本の金権政治について語り、「ドラゴン桜 ありがとう」(中国名・東大特訓班)では日本の教育について討論。
 「大使閣下の料理人」では日本外交政策を考察するといったように、毎学期13シリーズの漫画とテーマをカリキュラムに組んでいる。
 これ以外にも、参考資料として70作品以上を用いる。

 同授業は毎学期、授業登録のスタートと同時に申し込みが殺到、120人の定員が一瞬にして埋まり、1000人以上がキャンセル待ちの状態になる。
 開設から現在まで6年が過ぎたが、「漫画から見る日本」の授業科目は今では台湾政治大学で最も有名な一般教養科目となり、中には6学期を通しても選択できず、4年生になって初めて選択できるという学生もいるほどだ。

 蔡増家氏によると、日本は漫画を通して観察するのに最も適した国であるという。
 「日本の漫画は、書籍と同様に多種多様であるが、中には知識性や時事性に富んだ写実的な漫画もある。
 すでに伝統的な観念の漫画とは異なる存在となっている」と語った。

(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/TF)





【気になる-Ⅴ】


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2013年4月12日金曜日

社会発展指数:アメリカ6位、日本は8位、中国32位






朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/12 12:43
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/12/2013041201141.html

社会発展指数、韓国は50カ国中11位
今年初調査、1位はスウェーデン

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、
 各国の社会・環境面での発展度合いを示す「社会発展指数(SPI)」
が新たに開発されたと報じた。
 50カ国を対象に実施された初のSPI調査で、韓国は59.86点(100点満点)を獲得し11位にランクインした。

 SPIは、国内総生産(GDP)などの経済的要素ではなく社会的・環境的な要素で発展の度合いを測るために考案された指標で、世界保健機関(WHO)や世界銀行などの資料を基に米国のマイケル・ポーター・ハーバード大学経営大学院教授やマサチューセッツ工科大学(MIT)の経済学者たちが調査・分析を行った。

 評価項目は
▲基本的な人間の欲求(栄養・基本的な医療支援、空気・水・衛生、住居、個人の安全)
▲ウエルビーイングの基盤(基礎知識、情報・通信へのアクセス、健康、生態系の持続可能性)
▲チャンス(個人的権利、高等教育へのアクセス、個人の自由・選択、平等と統合)
―の3項目に分かれる。

 今年のSPIランキングではスウェーデンが64.81点でトップに立った。
 次いで英国(63.41点)、
 スイス(63.28点)、カナダ(62.63点)、
 ドイツ(62.47点)、
 米国(61.56点)
と続く。
 日本は8位(61.01点)、
 中国は32位(47.92点)。

 韓国の評価を分野別に見ると、
✡.基本的な人間の欲求が8位、
✡.ウエルビーイングの基盤が12位
だった。
 個人の安全、栄養・基本的な医療支援、高等教育へのアクセスなどでは高い評価を受けたが、生態系の持続可能性や個人の自由・選択などは平均を下回った。





【気になる-Ⅴ】


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2013年4月8日月曜日

「アンドロイドの生みの親」、モバイルの将来を語る



●「アンドロイド」の担当を外れた米グーグルのアンディ・ルービン上級副社長


日本経済新聞 2013/3/18 7:10
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO52914970X10C13A3000000/

 「アンドロイドの生みの親」、モバイルの将来を語る  

 スマートフォン(スマホ)の基本ソフト(OS)で約70%の世界シェアを獲得した米グーグルの「アンドロイド」。
 長年、同事業を指揮してきたアンディ・ルービン上級副社長が担当を外れた。
 ルービン氏は人事が発令される直前、日本経済新聞記者などのインタビューに応じ、モバイル向けOSの現状と進化について語った。
 アンドロイドの「生みの親」の目に映るアンドロイドとモバイルの将来とは――。

――アンドロイドは今年、世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」への出展を見送った。

 「今年は会場が(例年の場所から)変更になったので、どうなるのか様子をみようとしたためだ。
 それに、アンドロイドが何であるか、既に多くの人びとが理解しており、わざわざ大きな緑色の人形(アンドロイドのマスコット)を展示する必要がないと考えた」

 「そもそも、MWCに行くのは、パートナー企業との打ち合わせが目的。
 今年も多くのミーティングをしたし、恒例のパーティーも開いた」

■「オープンなOS」の登場は好ましい

――アンドロイドの現状は。

 「特に強調したいのはタブレット(多機能携帯端末)での成果だ。
 2011年末に『12年はタブレットの年になる』と話し、『ネクサス7』『ネクサス10』を発売した。
 両方とも大成功を収め、性能、価格の両面で業界に新たな基準を提示したと考えている」

――米モジラ財団の「Firefox(ファイアフォックス)OS」など、新たなオープンソースのOSが登場している。

 「総論としては、オープンであること、健全な競争があることは好ましい。
 そもそも私たちがアンドロイドを作ったのは、当時、オープンなOSがなかったから。
 現在はオープンなOSが増えており、うれしい」

 「端末に搭載できるメモリーの容量の制約などにより、アンドロイドが対応できない地域もある。
 特定地域では(新OSは)受け入れられるのではないか」

 「グーグル全体の視点で見ても、ウェブへのアクセスが増えること、新興国市場でネットが普及することは、(広告収入の増加などの効果があり)プラスだ。
 FirefoxOSはウェブの技術を基盤としており、当社と同じ精神を共有していると考えている」

■サムスンの独り勝ち「懸念せず」

――アンドロイド陣営の“トップバッター”である韓国のサムスン電子は、独自OS「Tizen(タイゼン)」を搭載したスマホを年内に発売する。
 アンドロイドへの脅威とならないか。


●今年の「モバイル・ワールド・コングレス」ではアンドロイドのマスコットの露出は減った(2月、スペイン・バルセロナ)

 「多くの企業が複数のプラットフォーム(技術基盤)を利用しているが、そのこと自体は極めて自然なことだと思う」

 「米アップルは自社で機器、ソフト、半導体などを手掛ける垂直統合で成果を上げた。
 これと同じモデルを試そうとするのも当然といえるだろう。
 ただ、私たちはこれだけ多くの機器にアンドロイドが搭載されたことを誇りに思っている」

――アンドロイドを搭載したスマホに占めるサムスンのシェアは40%を超えた模様だ。
 サムスンの「一人勝ち」への懸念は。

 「収益面で問題のある端末メーカーがあるのは事実だが、アンドロイドが登場する以前からこうした状況はあった。
 確かに1社、大成功している企業があるが、それはその企業の業務遂行の能力が高いからだ。
 (サムスンの突出を防ぐために)不公平な扱いをすることはない。
 ほかの企業もそれぞれ、成功の道を探るべきだ」

――昨年5月に買収手続きを終えた米通信機器大手のモトローラ・モビリティーの現状は。

 「モトローラの経営陣はリストラで成果を上げている。
 ただ、組織上はアンドロイドとモトローラを明確に分けており、アンドロイドにとってモトローラはサムスンや台湾の宏達国際電子(HTC)などと同じ、ライセンス供与先の1社にすぎない」

 「機器を共同開発する相手先として選ぶ可能性を否定はしないが、特別扱いもない。
 是々非々で対応する」

――MWCでは中国企業の躍進が目立った。将来をどうみているか。

 「MWCでは多くの中国企業ともミーティングを持ったが、商品のロードマップはしっかりとしていた。
 彼らにとっての課題は技術ではなく、ブランド力だろう。
 サムスンも少し前に同じ問題を抱えてきたが、乗り越えた。
 一部の中国勢も、かつてのサムスンと同様、消費者にブランドを訴求する努力をしている」

■独自ブランド商品の「小売店舗」は計画していない

――グーグルの独自ブランド「ネクサス」を冠した商品が増えている。
 こうした商品を展示するために、小売店を開く考えは。

 「5年前、一般的な消費者はモバイル機器になじみが薄かったと思うが、現在は違う。
 メディアの報道や友人の推薦など信頼に足る情報も多い」


●グーグルは昨年の「モバイル・ワールド・コングレス」ではアンドロイドの大規模なブースを出した(2012年2月、スペイン・バルセロナ)

 「また、多くの製品が同じプラットフォーム(アンドロイド)の上で動いており、大きな差異がなくなっている。
 通信会社の店舗などもすでにあり、当社としては小売店を出すことは計画していない」

――グーグルにはモバイル向けの「アンドロイド」とパソコン向けの「クロームOS」という2つのOSがある。
 タブレットなどでは両OSが競合する恐れもあるのでは。

 「クロームはウェブ、アンドロイドはアプリ(応用ソフト)を中心に考えており、哲学が違う。
 だが、アンドロイドのスマホとクロームのパソコンを併用する利用者も多く、両者は排他的ではない。
 また、グーグル全社の視点で見ると、複数のOSを持つことは、消費者との接点を広げられるという利点もある」

■アンドロイドの優位性、どこまで

――アンドロイドは今後も、スマホで70%という高いシェアを維持できるのか。

 「グーグルはアンドロイドをオープンなプラットフォーム(技術基盤)と考えており、それは、自らそれをコントロールする権利を放棄し、コミュニティに供与することを意味している。
 確かにグーグルはアンドロイド向けのコードを多く書いて深く関与しているが、ひとたび世に出れば誰でも改変できる。
 オープンソースの成功に業界は慣れていないが、これが現在、起きていることだ」

 「シェアは必ずしも『グーグルのシェア』と考える必要はない。
 あるのは、サムスンやLG電子、HTCのシェアだ。
 グーグルはリナックス系で、ほかにもリナックスをベースにしたモバイル向けのOSがある。
 リナックスのシェアはおそらく80%になるだろうが、そうみるべきではない。アンドロイドも同様に考えるのが妥当だ」

 (聞き手はシリコンバレー=奥平和行)

2013年4月7日日曜日

大衆化するハイブリッド車、世界で年間154万台:日本製が9割






朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/07 09:34
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/07/2013040700233.html

大衆化するハイブリッド車、世界で年間154万台

 二つの動力源(エンジンと電気モーター)を交互に使用することで燃費を画期的に高めたハイブリッド車が、昨年本格的な大衆化時代を迎えた。
 昨年1年間に全世界で販売されたハイブリッド車は約154万台で、前年比で「約77%」と急増した。
 自動車業界の予想を50%以上も上回ったのだ。

 当初業界では昨年の販売台数を100万台と予想していた。
 ところがトヨタ1社で100万台以上を販売してしまうほど需要が急増した。
 各メーカーが低価格の小型ハイブリッドを続々と発売し、選択の幅が広がった上に、ハイブリッドに対する技術的な不安も大幅に解消されたことが功を奏したとの見方だ。
 電気自動車などその他の環境配慮型のメーカーでは優れた性能のバッテリー開発が遅れ「現実的な代案はハイブリッド車」といった考え方が広まっている。

■ハイブリッド車、市販から16年で消費者の信頼獲得

 昨年全世界で販売された環境配慮型の自動車のうち、ハイブリッド車が占める割合は95%と圧倒的だった。
 韓国自動車産業研究所(KARI)は今年、ハイブリッド車の販売が昨年に比べて20%増えると予想している。
 トヨタが業界初の量産型ハイブリッド車「プリウス」を発売した1997年の販売台数は、わずか300台にすぎなかった。
 エンジンにモーターまで搭載しており、システムが複雑な上、同じような大きさの内燃機関車に比べて価格が20%以上も高かった。
 こうした車種を選択して、果たして元手を取れるのか、誰もが半信半疑だった。
 故障が続出するとの見方も支配的だった。

 しかし新型ハイブリッド車が発売されるたびに燃費が大きく向上し、販売台数が増えるほど「規模の経済」の力が働いた。
 価格が10%以上、下がったことで、いよいよ消費が活発化し始めた。
 昨年トヨタが発売した小型ハイブリッド「アクア」の燃費は1リットル当たり35.4キロ(日本基準)も走る。価格はエントリーモデルでわずか169万円にすぎない。
 燃費は、1リットル当たり10キロ半ば程度の同クラスのガソリン車に比べ、2倍以上も優れている。
 KARI(韓国自動車産業研究所)のカン・ドンワン研究委員は
 「同クラスのガソリン車との価格差が急速に縮まっている上、燃費の格差は拡大しているため、ハイブリッド車の魅力は徐々に高まっている」
と話した。
 昨年、米調査会社のJDパワーが実施した自動車の耐久品質に関する調査で「プリウス」がコンパクトカークラスで1位に選ばれるなど、品質に対する懸念は大幅に減っている。
 後発走者である現代自は米国で「ソナタ・ハイブリッド」の主要部品に対して10年・10万マイルの無償修理、バッテリーの一生保証を実施している。

■日産・アウディもハイブリッド車に方向転換、
 今年は新車20車種登場

 先発走者のトヨタがハイブリッド車でも収益を出せる段階に入ったことで、競合メーカーも各種の新型モデルを発売し始めている。
 ハイブリッド部門でシェア2位のホンダは今年「フィット」「アコード」など計6種のハイブリッド車を発売する計画だ。
 小型車「フィット」をベースにしたハイブリッド車は、「アクア」の燃費を上回ることが予想されている。
 また、電気自動車「リーフ」を発売した日産も、ハイブリッドが主力となりつつあるのを認め、方向転換を図り、2016年までにハイブリッド専用モデルなどハイブリッド車を15車種発売すると明らかにした。
 「A2 e-tron」「R8 e-tron」などの電気自動車を生産する計画を掲げていたアウディも、開発計画を取り消した。

 ハイブリッド市場の90%以上を占める日本車メーカーは、これを武器に低迷していた中国や欧州市場で販売拡大に乗り出す構えだ。
 トヨタは中国専用のハイブリッド車を開発中という。
 また、BMWにハイブリッド技術を伝え、技術的な支配力を高める計画だ。



日本経済新聞 2013/7/22 20:53
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD220CO_S3A720C1TJ2000/

 「軽」高機能競う ダイハツ低燃費化、スズキは衝突防止

 ダイハツ工業は22日、軽「ミライース」の燃費性能を1割高め、業界最高の燃料1リットル当たり33.4キロメートルにしたと発表した。
 トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」の燃費(同32.6キロメートル)を上回る。
 軽はこれまで低価格が売り物だったが、燃費や安全など性能が販売力を左右するようになってきた。

 ダイハツが8月に発売する軽「ミライース」はエンジンの燃焼効率を高めるなどの手法でHV並みに燃費性能を向上させた。
 燃費競争を繰り広げるスズキの「アルトエコ」(33キロメートル)を抜き返す。
 価格も「80万円を切る水準にした」(同社)。具体的な価格は未定。
 ダイハツは既存エンジンの排ガスを再循環させることで無駄な燃焼を抑える技術を確立した。
 ダイハツは今後、軽の燃費を1リットル当たり35キロメートルまで高める。

 価格の安い軽は販売が好調で、新車販売に占める軽の比率は4割に達した。
 購入者の7割が女性とされ、燃費の向上で軽の経済性を高めて販売力の強化につなげる。
 燃費とともに安全性能も重点を置く。
 高齢者の比率がここ10年で3倍となるなど、大型セダンなどの運転が難しくなってきた利用者の支持を集める狙いだ。

 ダイハツは昨年末に発売したワゴン型の軽「ムーヴ」に衝突防止用自動ブレーキを初搭載した。
 同機能は富士重工業のSUV(多目的スポーツ車)など、比較的高い価格帯に搭載するケースが多かったが軽にも広がってきた。
 ダイハツの安全装備はオプションで5万円だが、予想を上回り購入者の6割が導入した。
 同社に対抗し7月にはスズキが「ワゴンR」に同様の機能を4万2000円で搭載できるようにした。

 6月には日産と三菱自動車は共同開発した軽「デイズ」「eKワゴン」を発売したが、機能面の充実が目玉。
 日産が「アラウンドビューモニター」と呼ばれ、駐車時に車の周辺を確認できる便利な機能を搭載。
 三菱自も女性を意識した紫外線カットガラスを採用した。

 ダイハツの三井正則社長は
 「様々な価値を加えて総合的な商品力を上げることが販売強化のカギ」
と指摘する。



レスポンス 2013年7月26日(金) 09時15分
http://response.jp/article/2013/07/26/202935.html

低燃費化競争、停戦ラインは30km/リットルか…見えてきた分かれ道

 7月、スズキは16日に『ワゴンR』、17日に『スイフト』の一部改良を実施。燃費性能をワゴンRは最高30.0km/リットル、スイフトは最高26.4km/リットルに向上させ、それぞれガソリン・エンジン車としてクラストップを達成した。

 これらの燃費性能の数字は、ほんの数年前までハイブリッド車でなければ、達成できないと思われていた数字だ。
 しかし、最近の激しい低燃費化競争の末、ついにガソリン・エンジンでも30km/リットルの大台に届いてしまった。

◆燃費性能、どこまで伸びる?…アイテムは出尽くしたという意見も

 いったい、この数字は、どこまで伸びてゆくのであろうか。

 その疑問を、スズキの四輪技術本部副本部長である堀算伸氏とスイフトのエンジン開発担当の磯部真也氏に聞くことができた。

 「どこまで伸びるのか? ということですが、今はアイテムが出尽くしつつある状況です」
と磯部氏は言う。

 ここで言うアイテムとは、燃費向上技術のことで、減速エネルギー回生システムや、それを蓄える二次電池、アイドリング・ストップ、クールドEGRシステム、転がり抵抗の少ないタイヤ(高い空気圧設定を含む)、車体の空気抵抗の低減、エンジンの直噴化、排気量ダウン&過給器、インジェクターの複数化(デュアルジェット)などを指す。

 ワゴンRで言えば、減速エネルギー回生システム&二次電池の「エネチャージ」を採用しているし、スイフトは、その上にクールドEGRシステムと1気筒当たり2本のインジェクターを備える「デュアルジェット」が加えられている。

 こうした燃費向上アイテムを組み合わせることで、各社は燃費競争でサバイバルを展開している。

◆足元の燃費競争は終焉へ向かう

 しかし、磯部氏は際限なく燃費が伸びることには疑問符を投げかける。

 「これから先は、費用対効果が問題になってくると思います」
と磯部氏。つ
 まり、コストだ。
 これまでは比較的安価に技術を組み合わせることで低燃費化を達成してきた。
 しかしこれ以上を目指す場合は、技術が値段に跳ね返ってくるという見方だ。

 ちなみに、新型スイフトに関して言えば、デュアルジェット採用エンジンを搭載するグレードは、従来型エンジンよりも約12万円割高な値段設定になっている。
 単純にインジェクターの数が多いのだから、コストアップは避けられない。

 同様に、新しい技術を採用するにはコストがかかる。
 それを他の部分のコストダウンで補おうとしても、そこには限界がある。
 価格に敏感なユーザーに対して「燃費を2割上げますので、価格を10万円アップさせてください」
というお願いは、なかなか難しいだろう。

 「そういう意味で30km/リットルは区切りになるのではないでしょうか」
と、四輪技術本部副部長としてスイフトやワゴンRを見てきた堀算伸氏は言う。

 現在のところワゴンRは、『ムーヴ』(29.0km/リットル)、『デイズ/eKワゴン』(29.2km/リットル)、『N-ONE』(27.0km/リットル)といったライバルを上回るクラストップの燃費性能を達成した。
 しかし、いつまでもライバルが黙っているはずはない。
 すぐに30km/リットルの大台に乗ってくると堀氏は予想している。

 「ですが、30km/リットルに乗れば、お客様もある程度、納得してくれるのではないでしょうか」
と堀氏。
 現実的なことを言えば、現状で30km/リットルを超えて、40や50km/リットルを目指すには、クルマの値段が上がってしまい商品性が落ちる。
 技術的には可能でも、現状では価格が高く、売れないクルマになってしまう。
 30km/リットル台がバランスの良いところになるのだろう。

◆30km/リットルが“停戦ライン”

 「ライバルがみんな30km/リットル台になれば、燃費ではなく、他の魅力が勝負になると思います。
 燃費は良くて当然。
 他の魅力は? ということです。
 それが“安全”なのか、“つながる楽しみ”なのか、“快適”なのかは、まだ分かりません」
と堀氏。

 ガソリン・エンジン車が30km/リットルという数字で、低燃費競争の主役の一台でもある『プリウス』に肉薄する燃費性能を持っていれば、それ以上を望む声は少ないだろう。
 また、コンパクトカーの燃費競争は、言ってしまえば“維持費の安さ”競争である。
 ワクワクする夢や便利さではなく、世知辛い生活費の問題だ。
 それはそれで重要なことではあるが、右を向いても左を向いても「経済性」だけが売りのクルマばかりというのもつまらない。

 燃費競争を一段落させて、その先の、夢ある新しいクルマの魅力が競争のメインテーマになることを祈るばかりだ。




【気になる-Ⅴ】


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2013年4月4日木曜日

日本人は一生に3回の「厄」:一生は長くつらい旅路、日本人の悲観的な一面



 

●3日、中国伝統の処世哲学では、人生は「苦境を乗り切ること」とされる。中国文化の影響を深く受けた日本にもこの考え方が深く根付いている。日本人は一生で多くの困難、はては災難に遭う年齢を「厄年」と称する。資料写真。


レコードチャイナ 配信日時:2013年4月4日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70979&type=0

日本人は一生に3回の「厄」、根底には中国哲学―中国メディア

 2013年4月3日、中国伝統の処世哲学では、人生は「苦境を乗り切ること」とされる。
 中国文化の影響を深く受けた日本にもこの考え方が深く根付いている。
 日本人は一生で多くの困難、はては災難に遭う年齢を「厄年」と称する。
 厄年には神社でお祓いを受けたり、厄除けの品を身につけたりする。
 厄除けの品や方法は多様で、独特の文化的風貌を育んだ。環球時報が伝えた。

 一般的に「厄年」の理論の源は「黄帝内経」の「素問」「霊柩」などの節で、人の生命には避けがたい生理的節目と周期規律があると強調されており、年齢が、「苦境」が訪れるか否かをはかる重要な依拠となる。
 普通、一生で少なくとも3回の「厄年」に遭う。
 「厄年」とは何歳かというと、平安時代の日本の古書「色葉字類抄」には
 「人は13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳で大きな災難に遭いやすい」
と記されている。
 「仏説灌頂菩薩経」には7歳、13歳、33歳、37歳、42歳、49歳、52歳、61歳、73歳、85歳、97歳、105歳との記述がある。
 現代の日本では一般的に、
★.男性は25歳、42歳、61歳、
★.女性は19歳、33歳、37歳
が「厄年」(「本厄」とも呼ばれる)に当たると考えられている。
 「本厄」の前年は「前厄」、翌年を「後厄」とし、総じて「厄三年」と称する。
 人は一生に少なくとも3度、このような時期を経る。
 男性は42歳、女性は33歳の「厄年」を「大厄」と称し、人生の中でもっとも不安定で、大きな災難が現われやすい年となる。
 日本各地の神社では毎年、「厄除け」ののぼりが掲げられ、その年に「厄年」をむかえる人々の年齢を記し、気をつけるよう呼びかけている。

 なぜこれらの年齢が「厄年」なのか。
 日本にはさまざまな解釈があるが、ひとつは数字や語呂に関するものだ。
 より確かなものとしては医学的な解釈がある。
 女性は19歳で卵巣が成熟し、出産機能が完全に形成される。
 33歳、37歳は出産のリスクが高まる年齢で、体が不調になりやすい。
 過去の人々の寿命が比較的短かった頃、男性は42歳で「高齢」の門をくぐった。
 現代の42歳の男性は仕事が最も忙しく、プレッシャーが最大の年齢となる。
 日本人は、この年齢になると、たとえ大災がなくとも、体がひどく鈍化、老衰し、心臓や脳血管などの疾病にかかりやすいと考えている。
 よって「厄年」にはとりわけ健康への注意が必要で、過度な疲労は好ましくない。

 「厄除け」とは、災厄の年齢に神社でお祓いを受け、祭礼に品を供え、特別な封に礼金を入れ神官に捧げることをいい、主に正月や誕生日に行う。
 この伝統は早くは平安時代に貴族の間で盛んに行われた。
 一般的に地元の神社に参拝するが、日本各地には「厄除け」にとりわけ御利益があるといわれる神社がある。
 「関東三大師」(佐野厄除大師、西新井大師、川崎大師)をまつる寺院のほか、京都の八坂神社、平安神宮、福岡の太宰府天満宮などだ。
 「厄年」を迎えた人々のお祓いで各地は賑わう。

 過去の伝統にしたがい、神官は参拝者に豆をまき「邪を払う」。
 また特製の「厄除け」お守りを授ける。
 お守りは一般的に木製で、人形に似ている。
 参拝者に代わり災難を引き受けるとの意味だ。
 さらに神社からお祓いを受けた木製の矢「破魔矢」、念珠、包丁、ハサミを賜り、身につけて凶を吉に変える。
 そのほか、櫛や手ぬぐい、自分の年齢と同じ数のお金を入れた財布などを神社に供えることで、「厄落とし」を行う。
 神社へ向かうほか、日本人は「厄年」には水晶、翡翠(ひすい)、トルコ石の飾り物を身につける。
 玉石が「邪気」を打ち破ると信じているからだ。
 「厄年」となった親戚や友人へのプレゼントにも習わしがあり、肌身離さず持てるもの、うろこ模様のもの、七色のものが良いとされる。
 たとえば男性用ならネクタイやベルト、女性用ならショール、スカーフ、ベルト、ネックレス、男女共用なら財布などが一般的に贈られる。

 日本人には悲観的な一面がある。
 人生は楽しみよりも苦難がずっと多く、一生は長くつらい旅路というのだ。
 頻繁に自然災害と戦禍にさいなまれてきた日本人は生に対する欲望がとりわけ強いため、邪を払い災いを避けることを重んじているとの見方もある。

 ここからも「苦境を乗り切ること」を重んじる中国の伝統哲学の面影がはっきりと見て取れる。

(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/内山)


 最後の結論はなにか間違っているように思えるが。
 どちらかといえばルース・ベネデイクトの「菊と刀」の方が的確なような気がする。




【気になる-Ⅴ】


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2013年4月1日月曜日

シャープ期待のIGZO、画期的技術が故の制約




●IGZOディスプレーを搭載したドコモのスマートフォン


ウォールストリートジャーナル     2013年 3月 28日 10:20 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324500504578387241089338424.html
By DAISUKE WAKABAYASHI AND JURO OSAWA


シャープ期待のIGZO、画期的技術が故の制約

 【東京】間もなく創業100年の歴史で最大の赤字を発表するとみられるシャープは、まだ実績のない新技術に生き残りをかけようとしている。

 この技術は、インジウム、ガリウム、亜鉛の酸化物の略語IGZO(イグゾー)で、液晶ディスプレー(LCD)を作るために開発された酸化物半導体だ。
 これは一般的なシリコンベースのものに比べて飛躍的な新技術とみられ、スマートフォンやタブレット型多機能携帯端末の電池寿命は倍になり、画像はより鮮明に、タッチディスプレーの感度は5倍以上になるといわれる。

 奥田隆司社長は昨年11月1日の記者会見で、同社が財務状況は非常に弱く、「継続事業体」としての将来を不安視する中で、
 「IGZOはシャープを救う技術になるだろう」
と述べた。 
 この素材に大きな期待を寄せるのは奥田社長だけではない。
 調査会社NPDディスプレイサーチのアナリスト、早瀬宏氏は
 「IGZOは画期的な技術になる可能性がある」
と話している。

 シャープは、現在の銀行の貸し手が離れないようにし、バランスシート立て直しのための新たな資金源を急いで探す中で、同社が技術の面で前進しているということを証明して見せなければならない。

 同社が抱える問題は多い。
 同社は日本で最先端LCD工場を建設したが、テレビ向けLCD需要は減退した上、円高に見舞われた。
 この2年間での赤字は90億ドル(約8500億円)近くになりそうで、利付き債務の額は大きく、債務と手元現金の比率は7対1にもなっている。

 IGZOは大規模で急成長を遂げつつある市場を狙っている。
 調査会社IDCによると、昨年第4四半期(10-12月)の世界全体のスマホ出荷台数は2億1940万台と、前年同期比36%増加し、タブレットは5250万台で、75%の伸びを記録した。

 携帯端末ではディスプレーが最も電力を消費するため、IGZOは急成長を遂げるこれらの製品の電池寿命—大きな技術的ハードル—を大幅に向上させる可能性がある。
 IGZOはより大きなテレビ受像器でも使えるが、その利点である省エネ性は携帯端末に向いている。

 シャープは昨年3月にIGZOディスプレーの大量生産を開始した。
 このディスプレーは画像のちらつきを除くために常にリフレッシュする必要がないため、電力を節約できる。
 同社によると、標準的なアモルファスシリコンのディスプレーでは、画像が表示されていると、1秒間に60回のリフレッシュが必要になるが、IGZOでは1秒間に1回ですむという。

 これはIGZOを使うとアモルファスシリコンの場合よりも速く電流を流せるためだ。
 電流の流れの改善によって、トランジスターの小型化が可能になり、トランジスターが小さくなると画像の解像度が高くなる。
 同社は、省エネと高密度ピクセル(画素)の組み合わせによって、IGZOは大きな競争力を提供すると期待している。

 支援材料は他にもある。
 米アップルの「レティーナ」ディスプレーの販売の成功で、消費者は高密度ピクセルの利点に気づいた。
 当初の「iPhone(アイフォーン)」のディスプレーのピクセルは1インチ当たり163だったが、「アイフォーン5」のレティナは326ピクセルになっている。
 韓国サムスン電子の新型「ギャラクシーS4」の5インチ・ディスプレーは441ピクセルだ。

 しかし、これだけでは十分ではないかもしれない。
 シティグループのアナリスト、江沢厚太氏は 
 「IGZOは非常に競争力ある技術だ。
 しかし、IGZOだけで同社を救い、同社の全ての問題を解決するのは難しいだろう」
とし、
 「財務面での問題は大きすぎる」
と指摘した。

 この技術を使ってビジネスを作り出すのが難しいことは疑いもない。
 皮肉なことに、シャープのIGZOディスプレーが独自技術であることが同社の先行きへの制約になっている。
 大手の電子機器メーカーはしばしば、安定供給と価格面での影響力を考えて、主要な部品の全てについて少なくとも2社の納入業者を求める。

 複数の納入業者を確保し完成品の質をそろえるために、電子機器メーカーは部品納入業者の全てに共通の仕様書を提示する。
 その結果、シャープがIGZOディスプレーを完成品メーカーに販売しようとすると、そのディスプレーの能力を下げるか、あるいはライバル企業が追いつくのを待たなければならないことになる。

 同社はIGZOディスプレーを自社のスマホやタブレット、32インチの超高解像度コンピューターモニターに組み込んでいる。
 しかし、これまでのところこれらの製品は日本国内でしか販売されていない。
 早瀬氏は
 「シャープがIGZOディスプレーを世界的に販売するには、ある製品についてシャープを唯一の納入業者とする覚悟のある世界的な顧客が必要だ」
と話した。





【気になる-Ⅴ】


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