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朝鮮日報 記事入力 : 2013/05/14 11:00
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/14/2013051401011.html
ネットの個人情報暴きに嫌気、「オンライン隠居族」が増加
SNSやメッセンジャーのIDを削除、オフラインで活動
ネットの個人情報暴きに嫌気、「オンライン隠居族」が増加
オンライン上での無差別的な「個人情報暴き」が相次ぐ中、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やメッセンジャーなどを利用しない「オンライン隠居族」が増えている。
彼らは名前やメールアドレス、SNSのIDといった最小限の情報を公開するだけでも個人情報を検索されるインターネット世界を避け、オフラインで活動し、自らを「逃亡者」と呼んでいる。
サッカー韓国代表の選手と同じ名前の会社員男性(26)は、個人のホームページを閉鎖し、SNSなどオンラインでの活動も一切しない「オンライン隠居族」になった。
同名のサッカー選手が、2006年のドイツ・ワールドカップで決定的なミスをした後、男性のホームページにも悪口を浴びせるコメントが数十件寄せられたためだ。
「私はミスをした選手と同姓同名の別人だ」と説明しても無駄だった。
男性は
「知らない人たちが悪口を浴びせ続けるのに対し腹が立った。
多くの人がSNSに書き込む文章が、自分にとっては重要または有益な情報ではないと悟り、今ではSNSを利用していないが、特に気になることも、不便に感じることもない」
と語った。
「オンライン隠居族」の増加は、SNSへの加入者が減少傾向にあることからも見て取れる。
フェイスブックは昨年12月「韓国の加入者数が1000万人を突破した」と発表したが、先月の加入者は約815万人にまで減少した。
大学院生の男性(29)は昨年10月
「グーグルではあらゆる情報が検索されるため、個人情報暴きが簡単にできる」
という話を聞いて好奇心を抱き、簡易投稿サイト「ツイッター」の自分のIDをグーグルで検索して驚いた。
「○○教授のせいでイライラしている」というツイートや、非公開にしている個人情報まで公開されたためだ。
男性は「たとえ友人を相手につぶやいた内容でも、誰かがネット上で広めることで、教授を批判したことがばれたら、大学院生活にも大きな支障をきたす。
個人情報が公開されるのを防ぐためには、ツイッターから退会するしかないと考えた」と語った。
男性はツイッターやフェイスブックなどのSNSはもとより、カカオトーク(スマートフォン〈多機能携帯電話端末〉向け無料チャット・通話アプリ〈アプリケーション=応用プログラム〉)のIDも削除し「オンライン隠居族」になった。
漢陽大情報社会学科のユン・ヨンミン教授は
「オンラインで活動する人たちが増える中、当初は自分に対する人々の即座な反応に喜んでいた人たちも、日常生活を維持するのが難しいほどの『過度な相互作用』を求められるようになり、疲労を感じている」
と指摘した。
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フェイスブックというのは、泥棒にカギの合わせ番号を教えるようなものである。
そこに書き込みをするのは、現金や通帳がどこにしまってあるかを明示するようなものである。
やらないで方がいいというのは常識であり、それでもやっている人は泥棒との会話のスリルを楽しんでいるからだろう。
やるかやらないかは自由だが、コンピュータに詳しくないならやめたほうがいい、怪我をする前に。
それがクレバーな判断だろう。
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ロケットニュース24 22時間前
http://rocketnews24.com/2013/06/06/337447/
【注意喚起】Facebookユーザーを狙ったウイルスに用心 / 専門家「バカみたいにみんな騙される」
世界的に利用されているソーシャルネットワーキングサービスの『Facebook』に、新たな脅威が潜んでいることが判明しました。
●・バカみたいにみんな騙される
その脅威とは、『ゼウス』と呼ばれるウイルスによる個人情報の抜き取りです。
Facebookのファンページを利用して、多くのユーザーを取り込み、クレジットカードやネットバンキングの情報を収集しているのです。
専門家は「バカみたいにみんな騙されている」と警告を発しています。
●・日本の銀行だけを標的にした亜種も存在
『ゼウス』とは、機密情報の搾取に特化したウイルスです。
実は日本の大手銀行だけをターゲットにした亜種も存在し、銀行やセキュリティソフト関連会社が利用者に注意を促しています。
●・感染しても気づかない
このウイルスが厄介な点は、潜伏期間を設けていることです。
パソコンやAndroid端末が感染した後に、しばらく何もしないため、ユーザーは感染していることにほとんど気づきません。
しかし、ネットバンキングやクレジットサービスにログインすると、パスワードやアカウント情報を抜き取ってしまうのです。
●・Facebookでユーザーを誘い込む
ウイルス自体はそれほど新しいものではありません。
しかし最近になって、アメリカでは情報を抜き取られる被害が続出しています。
一体なぜなのでしょうか?
その背景には、Facebookを利用してユーザーを誘い込む手口が流行り始めているからです。
●・ユーザーの心を逆手にとる
詐欺に対する抗議活動を行っている、エリック ・ファインバーク氏はFacebookのファンページに悪意のあるリンクがあることを見つけました。
そのファンページとは、「ロサンゼルスにN.F.Lチームを」というもの。
ロサンゼルスにはアメリカンフットボールのチームがありません。
それを逆手にとって、スポーツファンの興味を引き、ページに誘い込んでいるのです。
●・同様のファンページがいくつも存在
このほかにも、同様にユーザーの心を逆手にとったファンページがいくつも存在するそうです。
ファインバーク氏はこれらのページをセキュリティの専門機関に解析を依頼したところ、ページ内のリンクから『ゼウス』を発見したと報告しています。
●・ユーザーに注意を促していく
彼はFacebook側に十分な対策をとるようにと、繰り返し忠告しているのですが、Facebook側の担当者は
「ウイルススキャンを実施しており、ユーザーに注意を促していく」
と回答するにとどまったそうです。
●・専門家はFacebookは聞く耳を持っていないと不快感
ファインバーク氏は担当者の回答に不快感を示し、
「誰かを引っかけたいのであれば、『Facebook』に偽のプロフィールを作ることだ。
バカみたいにみんな騙される」
と皮肉たっぷりな発言をしています。
さらに「彼ら(Facebook)は聞く耳を持っていない。
利用には十分に注意する必要がある」と語っています。
ユーザーはむやみにファンページに参加しないように注意し、不明なリンクはクリックしないようにした方が良いでしょう。
参照元:NYTimes.com(英語)
photo:Rocketnews24
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CNN ニュース 2013.08.16 Fri posted at 13:05 JST
http://www.cnn.co.jp/tech/35036038.html?tag=cbox;tech
フェイスブックを使うほど悲観的に? 米若者を調査
CNN) 交流サイトのフェイスブックで友人たちの充実した生活ぶりを見せつけられると、自分の人生がつまらなく思えてくる――。
米ミシガン大学が実施した調査で、多くのユーザーがそんな風に感じている傾向が浮き彫りになった。
フェイスブックをチェックする回数が多いほど、自分の人生に悲観的になりがちだという。
研究チームはフェイスブックを使っているミシガン州の若者82人を対象に、1日5回、2週間にわたって携帯メールでアンケートを送ってその時の感情や自分の人生に対する満足度を測る質問に応えてもらった。
併せてフェイスブックの利用頻度も調べた。
その結果、この2週間の間にフェイスブックを利用した回数が多いほど、人生に対する満足度は低くなる傾向があることが分かった。
一方で、実際に人と会って交流した場合は気分が良くなるという結果が出た。
ミシガン大学のイーサン・クロス氏はこの結果について、「フェイスブックは一見、社会的つながりを求める人間の基本的なニーズを満たしてくれる貴重な場に見える。
しかし今回の調査では、フェイスブックでの交流は若者にとって、逆の効果をもたらす可能性があることが分かった」と解説する。
その背景として、フェイスブックでは友人たちが素晴らしいデジタル生活を営んでいるように見えるため、それと比較して劣等感を感じてしまうという説もある。
これとは別に、米ユタバレー大学が2012年に学生425人を対象に実施した調査でも、フェイスブックをチェックした後は憂鬱(ゆううつ)になる人が多いという結果が出ている。
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フェイスブックというのは「心に病を持つ人達のネットワーク」と考えた方がわかりやすい。
孤独に耐えられない、誰かに自分を見ていて欲しい、といった症状の人たちのネットワークである。
宗教にのめり込むには自信がない、されどこのままでは気分がすぐれない、そこで登場するのが擬似的な「お友達ネットワーク」、それがフェイスブックである。
あくまでも擬似的に。
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JB Press 2013.08.23(金) The Economist
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38525
フェイスブックの「害」:もっと人生を楽しめ!
(英エコノミスト誌 2013年8月17日号)
●フェイスブックをよく使うほど、人生に対する満足感が下がる?〔AFPBB News〕
フェイスブック、ニュースフィードの表示方法を改善
ソーシャルネットワークを利用すると、人は惨めになるようだ。
フェイスブックに参加したいという衝動を抑えてきた人は、最新の研究結果を読むと報われた気分になるに違いない。
米ミシガン大学のイーサン・クロス氏とベルギーのルーベン大学のフィリップ・バーダン氏が実施し、公共科学図書館(PLoS)が公表したばかりの研究は、フェイスブックをよく利用するほど人生に対する満足感が低いことを示している。
これまでの調査研究では、フェイスブックの利用には嫉妬や社会的緊張、孤独、そして憂鬱がつき物であることが分
だが、こうした研究はどれも「横断的」だった。
言い換えると、ある時間におけるスナップショットだということだ。
■フェイスブックをよく使うほど憂鬱な気持ちになる
それゆえ、こうした研究は相関関係と因果関係を混同する恐れがある。
もしかしたら、ソーシャルメディアを長時間使用する人は、そもそも否定的な感情を持ちやすいかもしれないからだ。
今回のクロス博士とバーダン博士による調査は、フェイスブックユーザーの感情の変化を追跡するために、長期にわたって彼らの動向をフォローした初めての研究だ。
両博士はこの研究のために82人のフェイスブックユーザーを募集した。
集められた10代後半から20代前半のボランティアは、2週間にわたってフェイスブックの利用状況を観察されること、そして1日5回、自分の精神状態および社会との直接的な接触(他人と電話で話したり会ったりしたケース)について報告することを承諾した。
こうした報告は午前10時から真夜中の間に送られる携帯メールで促され、短いアンケートに答える形で行われた。
両博士が調査結果を分析したところ、質問と質問の間により多くフェイスブックを利用したボランティアほど、次に質問に答えた際に気分が優れないと報告していたことが分かった。
ボランティアは調査の開始時と終了時に人生の満足度についても評価を求められた。
すると、フェイスブックを頻繁に使う人の方が、サイトの利用頻度が低い人よりも満足度が低下したと報告する傾向が強かった。
一方、ボランティアが持つ社会との直接的接触の多さと肯定的な感情の間には正の関係が見られた。
つまり、現実世界での交流が多いほど、次に質問に答える際に前向きな感情を報告していたのだ。
ボランティアの性別は、こうした調査結果に影響を及ぼさなかった。
また、ボランティアの付き合いの輪の大きさや本人の言うフェイスブックを利用する動機、孤独感、憂鬱、自尊心の度合いなども影響しなかった。
そうしたことからクロス博士とバーダン博士は、
フェイスブックは人生を豊かにするどころか、むしろ幸福感を損なう
と結論付けた。
■根本原因は嫉妬心? 年配のユーザーだったら・・・
彼らの研究は、フェイスブック上での交流が直接的な交流とは異なる効果を持つ理由までは導き出していない。
だが、ドイツにあるフンボルト大学とダルムシュタット工科大学の社会科学者らが以前行った調査が根本原因を見つけた可能性がある。
今年2月にライプツィヒで行われた会議で研究結果を発表した研究者らは、主に20代のフェイスブックユーザー584人を対象に調査を実施。
フェイスブックを利用することによって生じる最も一般的な感情が嫉妬であることを突き止めたのだ。
写真を修正したり、自分の功績を誇張したり、しゃれた名文句を盗用したりする友達と自分を延々と比較しているうちに、フェイスブックユーザーは少なからぬ嫉妬心を抱くことがある。
それに対して、実生活での出会いは、もっと見た目通りの「WYSIWYG(ウィジウィグ*1)」だ。
どちらの研究も立証していないのは、こうした結果がフェイスブックの若いユーザーだけに当てはまるのかどうか、だ。
年配のユーザーはもっと円熟していて、それゆえ、それが嘘であれ本当であれ、友人の成功をそれほど妬まないかもしれない。
もしかしたら、だが。
*1=What You See Is What You Getの頭文字
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英エコノミスト誌の記事は、JBプレスがライセンス契約 に基づき翻訳したものです。
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【気になる-Ⅴ】
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