2013年1月11日金曜日
死ぬまで使い続けたい!日本の“アレ”:ナイロンタオル
●ナイロンタオル
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年1月11日 6時25分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68326&type=0
<在日中国人のブログ>死ぬまで使い続けたい!日本の“アレ”
外国人が日本に来てしばらく生活すると、「これはいいな」とはまってしまう日本特有のグッズが必ず出てくる。
人によってお気に入りはそれぞれだが、私はナイロンタオルを愛用している。
中国では普通、綿織りのタオルを使って背中を洗う。
しかし、これは泡立ちが悪く、摩擦にも弱い。
日本と同様、古くは乾燥したヘチマの実も使われていた。
現在でも高齢者が愛用している。
使ってみたことはあるが、これは力を加減しないと痛いし、使用後によく乾かさないとならない。
つまり、現代生活には向いていない。
韓国からやってきた垢すり手袋もわりと浸透している。
確かに垢すりの効果は絶大だが、毎日入浴するようになった現在では、身体はそんなに汚れていないし、自分で背中を洗うのはこれだと不便だ。
日本のナイロンタオルは雑貨店やドラッグストアなどで売られており、500円くらいで手に入る。
やはりこれがちょうどいいあんばいだ。
100円ショプにも置いてあるが、生地はやや薄めである。
ちなみに、28センチ×110センチのサイズがちょうど使いやすい。
これなら全身をくまなく洗うことが可能だ。
硬さは硬め、普通、柔らかいの3種類があり、自分の肌に合うものを選べる。
出会ったきっかけは留学生時代。
通っていたジムのバスルームで多くの人が使っている様子を見て、さっそく購入した。
運動後、ナイロンタオルでクールタイプのボディソープを泡立てて身体を洗うと、全身全霊さっぱりした感じがする。
仕事関係でよく中国に出張するが、当然のごとく、ナイロンタオルは毎回持参する。
出張先が蒸し暑い南部なら、硬めものを。
そのほうが爽快感が増す。
乾燥している季節や北国なら、柔らかいものが肌にやさしく、おススメだ。
何度かはナイロンタオルを忘れることもあった。
そのような時は仮に五つ星のホテルに泊まっていても、疲れが取れきらないままで寝るような感じがして、快適度が大幅に落ちる。
とにかく、ナイロンタオルは私にとってなくてはならない存在である。
中国人男性の平均寿命は72.38歳だというが、私はそろそろ40代に入ろうとしている。
いつか日本から離れる日が来るだろうが、1年1枚のナイロンタオルを使うとすれば、私の人生にはあと33本のナイロンタオルが必要だ。
紛失することも考慮して、35枚も買いだめておけば安心だろう。
とにかく死ぬまで、日本のナイロンタオルを使わせていただく所存だ。
(39歳男性/在日15年/芸術学博士)
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