●26日、中国駐大阪総領事館経済商務室は、今後20年間にアジアで約110基の原発プラントが新設されるとの予測を発表した。中国・インド・韓国で新設計画の約9割を占めるという。写真は海南省昌江リー族自治県に建設中の原子力発電所(2013年3月撮影)。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月28日 6時20分
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アジア諸国、今後20年間で原発110基を新設へ=うち中国は56基―在大阪中国総領事館
2013年2月26日、中国在大阪総領事館経済商務室は、経済発展に伴う電力需要の拡大によって、今後20年間にアジアで約100基の原発プラントが新設されるとの予測を発表した。
その主な建設国は、中国やインド、韓国で、この3カ国で新設計画の約9割を占めるという。
中国メディア・環球網が伝えた。
各国別のエネルギー計画を見ると、中国は2020年までに新たに「56基の原発プラント」を建設し、原子力による発電能力を現在の約9倍の8000万キロワットにする計画である。
これによって、総発電量に占める原子力発電の割合は、現在の約1%から約10%にまで高まる見込みだという。
韓国は、「原発プラント19基」の増設を計画しており、原子力発電の占める割合を、2030年までに現在の約30%から59%にまで高める計画を立てている。
インドは、「原発プラント18基」の増設を計画しており、2050年までに原子力による発電量を、現在の約11倍以上の4700万キロワットにする。
また、ベトナムは、2030年までに「原発プラント14基」を新設する予定だという。
経済協力開発機構(OECD)のデータによると、2035年の世界の総発電量は30兆キロワット以上(2008年比で約8割増)に達する見込みであり、増加幅の大部分を新興国が占めると見ている。
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを利用した発電は、現段階ではコストが高いだけでなく安定供給が保証できない。
専門家は
「新興国にとっては、比較的少ない燃料で大規模な発電量が確保できる原子力発電は、
非常に魅力あるものになっている」
と指摘している。
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まとめると、
中国 58基
韓国 19基
インド 18基
ベトナム 14基
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計 109基
【気になる-Ⅴ】
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