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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月18日 20時14分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69505&type=0
「タイタニック2号」2016年就航予定、
建造請負の中国企業、豪華な作りにすると発表―中国メディア
2013年2月16日、中国の水上運輸企業大手・中国長江航運集団の江蘇省南京市にある金陵造船所の所長・葛標(ガー・ビャオ)氏によると 、「タイタニック2号」の建造に向け、設備の充実や専門チームの設立など、同船の建造に向け準備を整えたという。
葛所長は同船の製造成功に自信を見せており、中国製の客船が世界市場に進出できるよう貢献したいと話している。北京晨報が伝えた。
「タイタニック2号」の建造は、オーストラリアの大富豪クライブ・パーマー氏が2012年に出資を発表。
これは2012年に沈没から100年を迎えた「タイタニック号」を記念しての取り組み。
建造は中国長江航運集団に委託され、2016年に就航予定。
このほどパーマー氏の会社が開いた記者会見で建造の進捗状況が公開された。
葛所長によると建造には3年が必要で、寸法は「タイタニック号」と基本的に同じ。
船には9層の甲板と840部屋が作られ、船内にはトレーニングジムやプール、図書室に高級レストラン、豪華な客室が備え付けられる予定。
一度に900人のクルーと2400人の乗客を収容することができるという。
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ロケットニュース24 19時間前
http://rocketnews24.com/2013/02/19/294966/
沈没より100年を記念して中国造船所でタイタニック2号の建造が決定!
ネットの声「また沈める気か」
1912年4月。
イギリスの豪華客船タイタニック号は、処女航海で氷山に激突し沈没した事故。
1500名あまりの死者を出した史上最大規模の海難事故は、1997年に映画化もされ、世界一有名な海難事故と言っても過言ではないだろう。
その事故から100年。
それを記念してオリジナルと同規模の豪華客船「タイタニック2号」の建造が予定されているそうだ。
建造を請け負うのは中国の造船会社。
しかも事故があったあの航路に就航させるという。
中国、そして客船といえば、
2011年に甘粛省で5ツ星客船が進水式でいきなり沈没する
という事件が記憶に新しい。
その中国で世界一有名な沈没船のレプリカ建造に注目が集まっている。
タイタニック2号をの制作を企画したのはオーストラリアの富豪クライブ・パーマー氏だ。
設計こそフィンランドで行われるが、実際に船を作るのは中国の長江航運グループの造船所・金陵船廠だ。
金陵船廠ではすでに専門チームが結成され、造船の準備は整っているという。
オリジナルと同じ規模の豪華客船が同じ航路に就航する。
歴史ファンや映画ファンならワクワクするところかもしれない。
だが、中国と言えばいわゆる「チャイナクオリティ」の不安がつきまとう。
2011年にも完成したばかりの客船が進水式でいきなり沈没するという事故も起っている。
このニュースは中国でも取り上げられ中国のネットユーザーからは、
●.「わー!すごい!!」、
●.「中国であんな大きな船を作るのか!!」
●.「中国の誇りだ」
と、歓迎する声がある一方で
●.「マジかよ」
●.「意味がわからん」
●.「また沈める気か」
●.「悲劇が繰り返されませんように!!」
●.「絶対乗りたくない」
●.「なんで中国製なんだよ、アメリカとかが作ればいいだろう」
●.「中国の汚職官僚を乗せて沈めばいいよ」
と、いう声も上がっている。
金陵船廠の所長・葛標氏は
「世界が驚く客船の建造には自信がある。中国客船の世界市場進出に貢献できれば」
と語っているそうだ。
なお、タイタニック2号は、順調にいけば2016年にオリジナルの航路に就航予定である。
(文=澤井恵)
参照元:Shina Weibo新浪江蘇、新文化網(中国語)
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その進水式沈没の記事を。
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サーチナニュース 2011/10/13(木) 10:19
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1013&f=national_1013_057.shtml
中国人も爆笑…進水式で沈没、祝典音楽「今日はよい日だ」演奏中
甘粛省で黄河に進水させた豪華遊覧船「酒鋼号」がそのまま沈んだ事故で、中国国内では12日ごろからインターネットにおける画像や映像の掲載が急増した。
「進水当日即沈船」、
「タイタニック号」、
「おから遊覧船」
などの見出しが並んだ。
「大笑い」、
「ブラックユーモア」、
「驚爆」
などの文字も並んでいる。
掲載された動画では、現地政府幹部と思われる演説の一部も記録されている。
「限りある時間の中で優秀かつ高効率に(任務を)完成し……」
などと述べた。
「遊覧船『酒鋼号』完成式典」の大きな文字が見える「特設ステージの上では、関係者約10人が直立して演説を聞いている。
進水の場面では、まず現場指揮者と思われる人物が手を上げ、爆竹が鳴り響いた。
船は川岸の上に置かれており、ワイヤーロープが緩められて水に向って坂を下り始めた。
同時に、祝賀の音楽が流された。
中国で有名な「今日はよい日だ」という曲で、ティンパニーなどを交えた派手なアレンジによる演奏だ。
あらかじめ用意した録音を拡声器を使って再生した。
場面は一転して、船が沈みはじめたシーンになる。
歌声やティンパニーの音は続いている。
作業員があわてて怒鳴りあっているが、大音量の「祝典音楽」にかき消されがちだ。
船は後ろ向きに「進水」した。
船尾から全体の半分が沈んだ様子を紹介して、動画は終わった。
同船は酒泉鋼鉄集団(酒鋼集団)が蘭州市に1768万元(約2億2300万日本円)を寄付する形で建造した。
蘭州市は、観光業活性化のための「重点プロジェクト」などと宣伝していた。
中国では官民が結託して手抜き工事を行い、浮いた費用を不正に流用する事件の「おから工程事件」がしばしば発生している。
「酒鋼号」の沈没事故でも、「おから工程」を疑う声が出始めた。
事故発生は9月29日だった。
10月10日になり一般ユーザーがインターネットで紹介したことで知られるようになった。
蘭州市当局は11日になり、事故について声明を発表した。
その後、記事や画像、動画の掲載が急増した。
ただし、12日に掲載されたが、13日には視聴ができなくなった動画もある。
写真は中国の動画サイト「優酷(YOUKU)」に掲載された「酒鋼号」の進水式の様子。
同動画は13日午前10時現在(日本時間)、視聴が可能だ。
タイトルは
「動画:大笑い! 指導者の話が終わったとたん、蘭州で巨額の遊覧船が試験航海でそのまま沈没」
だ。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月28日 18時52分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69867&type=0
“タイタニック2号”は中国で建造、
「その終着地は天国か竜宮城」と皮肉の声が殺到―中国版ツイッター
2013年2月26日、ロイターやAFP通信など世界の主要メディアが報じたところでは、かの有名な豪華客船「タイタニック」をほぼ完全に再現した「タイタニック2号」の建設プロジェクトが正式に始動しそうだ。
豪州の大富豪クライブ・パーマー氏が同日に発表したもので、同氏は建造の出資者である。
100年以上前、“不沈の船”として処女航海に乗り出したタイタニック号。
目指すニューヨークにはたどり着けないまま、氷山に衝突して大西洋のもくずと消え果てた。
このほどの発表では、タイタニック2号は全長約269メートルで、乗客2435人と乗組員900人を収容する。
設計や内装でほぼ当時の原型を複製するが、当時と異なるのは、3500人分の救命ボートを積載する点だ。
年内にも起工する予定で、2016年の進水を目指し、ニューヨークへの船旅を完遂する計画が明らかにされた。
中国の水上運輸大手・中国長江航運集団の金陵造船所(CSC Jinling Shipyard)が建造を請け負い、数日内にもその契約が締結される見込みだという。
この夢の豪華客船が中国で造られるということを受けて、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトにはこれを不安視したり揶揄したりする自嘲の声が殺到している。
以下はその一例。
●.「非常に心配である」
●.「聞けば聞くほど恐ろしい話」
●.「ひゃ!中国製!」
●.「中国製が、いちばん安全…」
●.「また1隻、大きな船が沈没することになるようだ」
●.「中国製か、沈まなかったらそれこそ驚きである」
●.「沈まないことを想像しようとするが、無理だ」
●.「死んでも乗らないぞ」
●.「乗る勇気のある奴は真の勇者」
●.「yesterday once more?」
●.「つまり、歴史は繰り返す」
●.「人類は歴史からの教訓を学ばないものである」
●.「コピー製品、イケてる!」
●.「2号は1号のたどった運命すら完璧にコピーするであろう」
●.「外国に依頼されて造ったものだけがクオリティー的にまともな中国製品」
●.「その終着地はただ二つ、天国か竜宮城である。自分を孫悟空と思う奴だけは乗船券を買ったらいい」
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月24日 9時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75809&type=0
中国の豪華客船業界、過剰設備投資などが原因で今後“嵐”に遭遇か―海外メディア
2013年8月15日、ロイター(中国語サイト)は中国で盛り上がっているとされる豪華客船業界に関して、「十分な市場調査が行われないままでの無計画な設備建設や、中国人と外国人顧客との嗜好の違いなどの原因で、業界全体が将来的に“嵐”に遭遇する可能性がある」と報じた。
20日付で中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。
中国が大型客船業界に参入し始めてからまだ10年足らず。
しかし、業界ではすでに累計45億元(約720億円)以上を投入して、国内に専用の埠頭5カ所が完成している。
さらに、現在建設中の埠頭が3カ所、計画準備中の埠頭が6カ所ある。
中国交通運輸協会大型客船・クルーザー分会(CCYIA)のデータによると、中国では2012年に前年比8.8%増にあたる285隻の国際大型客船を受け入れており、旅客数から見れば、これまでの投資が今まさに利益を生みつつある状況にある。
しかし、専門家は「業界は多くの問題に直面している」と指摘する。
具体的には、
●.「豪華な施設は損失を出している状況」
●.「埠頭建設などの計画に合理性がない」
●.「停泊費用が高すぎる」
●.「通関に時間がかかりすぎる」
などがある。
CCYIAの鄭[火韋]航(ジョン・ウェイハン)副会長は、
「各地方政府当局は十分な利益回収が見込めないランドマーク的な建築物に過度な投資をしている。
埠頭建設も各地で盛んに進められているが、すでにある5大埠頭でさえ基本的には赤字の状況に陥っている」
と現状を説明する。
ある専門家は
「一部の投資に関しては、市場の潜在的な成長力など適切な研究を実施しない状況下で進められている。
特に、中国人顧客と外国人顧客の嗜好はまったく異なっている」
と、業界の将来に不安を示している。
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【気になる-Ⅴ】
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